新幹線開業前の在来線特急「こだま」などの151系電車について

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新幹線開業前の在来線特急「こだま」などの151系電車について

■在来線特急こだま(151系電車)とは

 東海道線の全線電化が完了し、電気機関車牽引の客車特急も既に運行していた昭和30年代初期。当時の東京~大阪間の最速で7時間30分もかかっており、更なる高速化が求められていました。

 国鉄は昭和32年の新性能電車101系のカルダン駆動方式のメカニズムを踏襲し、長距離特急用にギヤ比や専用の車体・台車等を準備し、151系(旧26系)電車を開発。当初は8両編成(内電動車が4両)で、設計最高速は160km/h!

 昭和33年11月より営業最高速110km//hで運行開始。東京~大阪間を機関車牽引車よりも6時間50分と40分短縮!また陳腐化した客車列車と比べて社内設備も最新のものになり、騒音・振動・乗り心地・加減速性能など全てにおいて向上。

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出典 http://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp

■高速度試験で当時の狭軌最速163km/h!

■昭和35年 クロ151型パーラーカー!

昭和35年に151系電車の人気の高さに、従来の客車列車も電車に置き換わりましたが、展望車の代替が必要となり、2 m×1 mの大窓を備えた区分室や、通路の両側に1列のみの座席の配置された開放室など、1両の定員が18名という豪華なクロ151形「パーラーカー」が新たに用意されました。

 当時のパンフレットには、かなり豪華な写真が載っており、とても一般庶民には縁のない富裕層・セレブや大企業の社長さんがモデルになってます。

 クロ151型の大型窓も特徴的でしたね。

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出典 http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp

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出典 http://upload.wikimedia.org

■その後・・・

 東京~大阪間所要時間は、軌道強化等で昭和35年には最速で6時間30分まで短縮されました。

 そして昭和39年には最高速210km/hの東海道新線の新幹線にその座を譲り、東海道線の昼行特急は廃止となりました。

■動画 「ビジネス特急発進す!」

■ツイッターまとめ

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